気にくわない

日馬富士暴行について思うところがある


まずは僕こと、六連すばるがひねくれたカウンター思考であることを念頭において読んでほしい。

北朝鮮のミサイル発射よりも世間を賑わせている日馬富士暴行事件貴乃花部屋の力士、貴ノ岩の頭を割るほどに暴行したという中々にハードなお仕置き。 ニュースやらワイドショーを見ていると、報道の仕方おかしくね?みたいな場面をチョコチョコ見かける。

気になるのは、

貴乃花を悪者に仕立てあげるような報道。

協力しないやら順序が違うやら、貴乃花の対応が悪く思ってしまうような伝え方がいやに多い気がする。 そういうのを見てると、 イヤイヤイヤ、貴乃花にも考えがあっての行動でしょ。貴乃花側で考えれば、わからなくもないよ と僕は考える。

事件を難しく考えすぎではないだろうか? 不純物を取り除いて、改めて振り返ってみよう。

  1. 貴ノ岩が失言をして、日馬富士白鵬が説教をする。
  2. 叱られている間に、貴ノ岩スマホをいじる。
  3. 咎めると貴ノ岩が反論する。
  4. 日馬富士が暴行する。

……日馬富士が悪いだけじゃね?

不出来な後輩を正すのは先輩としての役目、責務ではある。 ただ、そこに手を出す。挙げ句の果てにはケガをさせる。 鬱憤を晴らしただけだ、それは。

そこに親同然の立場である貴乃花が怒りを覚えるのは自然だし、被害届を出すのも至極当然の流れだ。 僕自身も子供がいる。もし、同じ立場になったら同じような行動をとるだろう。

ことを難しくしているのは、取り巻く環境。ただ、それだけ。 相撲界という日本の伝統ある世界に籍を置く人間たちで、暴行をはたらいたのがそのトップである横綱である。 貴乃花へのバッシング、貴ノ岩への対応、処分検討。ようは面子を潰したことへの腹いせにしか思えない。

もちろん、別の角度からみれば貴乃花にも貴ノ岩にも悪いところはあるだろう。 全面的に正しいとは思わない。

個人的に気にくわないのは、巨大組織におべっかを使ってるのか金をつかまされてるのか知らないが、被害者が悪いという風潮に持っていこうとする報道機関のあり方が気にくわない。

六連すばるでした。